リアルなダッチワイフたちの中には、意外なほどに値段の差があるものが存在します。
パッと見ると同じようなタイプのダッチワイフに思えても、一方は数万円程度で、もう一方は数十万円……なんてことが数多くあります。
昔ながらの、空気を入れて膨らませる「風船タイプ」のダッチワイフが数千円、というのは理解できますが、同じようなダッチワイフなのに幅広い値段の差があるのは、不思議なことに思えますよね?
そこで今回は、ダッチワイフの値段が幅広く差がある理由と、値段が高いダッチワイフ、安いダッチワイフそれぞれのメリットについて調べてみました!
ダッチワイフの値段に差が出る2つの理由とは?
数十万円のダッチワイフから、数万円のダッチワイフまで、値段に幅広い差が出るのは、大きく分けて2つの理由があります。
その2つの理由をご紹介しましょう。
●ダッチワイフの値段に幅広い差が出る理由「素材の違い」
まず素材が「シリコン」であるか「TPE(熱可塑性エラストマー)」であるかの差があります。
シリコンは日本製のダッチワイフで使用されていることが多く、軽量で臭いが少なく、細かい部分まで作り込むことができるので、よりリアルなダッチワイフに仕上がります。
しかし値段はTPE製ダッチワイフより高額になり、伸縮性があまりないためポーズを変えると関節部分から割れてしまう可能性があります。
一方のTPEは中国産のダッチワイフに多く、肌触りが良くて伸縮性があり、値段もシリコンよりは安いのでダッチワイフ自体の値段を抑えることができます。
しかし柔らかい素材のため、人肌のリアルな感じや細かい部分の造形はシリコンには及びません。
また同じTPEでも、素材の質の差が激しいことがあります。
高級なTPEであれば、ダッチワイフから油分が染み出してくる「オイルブリード」と呼ばれる現象が比較的抑えられ、素材の臭いもあまりしません。
しかし安価なTPEには安い工業用油が混ぜられていることが多く、ラブドールの表面がテカテカになるくらいオイルブリードがひどかったり、素材の臭いを抑えるために香料が混ぜられ、それが強い臭いを発していたりすることがあります。
高級なTPEが使われているダッチワイフは、もちろん値段も高額になるのです。
●ダッチワイフの値段に幅広い差が出る理由「内部構造の違い」
外見からではわからない、骨格(内部構造)もダッチワイフの値段に差が出る原因となります。
具体的には、値段が高いダッチワイフの骨格には、アルミ合金が多く使われています。
金属ですので頑丈ですし、指一本一本の関節など細かい部分を曲げ伸ばしすることもでき、より人間らしい複雑なポーズで固定することも可能です。
一方、値段の安いダッチワイフの骨格は、プラスチックで作られていることが多くなります。
軽量ではありますが、壊れやすく、あまり複雑なポーズを取らせることはできません。
値段の高いダッチワイフが持っている値段の安いダッチワイフにはないメリットとは?
値段の高いダッチワイフは、何よりも「実際の人間に近い」存在であることが、一番のメリットとなります。
値段の安いダッチワイフは大量生産が可能なタイプであることが多いため、顔全体の作りや指先など、細かい部分が大雑把なものになりがち。
そうすると、どうしても「人形っぽさ」が感じられてしまうのです。
値段の高いダッチワイフは、顔の細かい部分やメイクなどにもこだわって製作されているので、単なるオナニー用の道具としてだけではなく、本物の彼女、セックスの相手として扱うことも可能になります。
またオイルブリードや素材そのものの臭いも抑えられているため、ダッチワイフ自体の保管や手入れも、値段の安いダッチワイフよりも圧倒的に楽になります。
質の悪い油を混ぜた、安価なTPE素材は、洋服を着せたままにしておいたり、ベッドの上に寝かせておいたりすると、服やシーツに油の染みができてしまう可能性もゼロではありません。
素材の臭いが強いため、それをごまかす香料の臭いも強くなってしまい、とてもではないですが「本物の女性とセックスしている」感覚を味わうことはできないでしょう。
このオイルブリードと香料の問題は、値段の高いダッチワイフであれば、ほぼ解決できます。
もちろん長い時間を一緒に過ごすのでしたら、ある程度のお手入れは必要ですが、値段の安いダッチワイフに比べれば、その手間は大したものではないでしょう。
値段の高いダッチワイフは好きなポーズで飾っておくことも比較的簡単ですので、どんなときも目の届く場所にダッチワイフにいてほしい、なんて男性には非常におすすめできる存在と言えますね。
値段が安いダッチワイフにもメリットはある!
それでは値段の安いダッチワイフには購入するメリットがないのか、と言えば、そんなことは決してありません。
値段の安いダッチワイフが持っているメリットの1つは、軽くて扱いやすい点でしょう。
骨格がアルミ合金製ではなくプラスチック製が多いこと、そしてTPE素材の総量を抑える目的もあるのか、リアルな人間よりも低身長なダッチワイフが多くなります。
また女性の上半身のみや下半身のみをダッチワイフ化した「トルソー型」と呼ばれるタイプのダッチワイフもあります。
これらの値段が安いダッチワイフは、当然重量も軽くなりますので、「本物の女性感」はなくなってしまいますが、持ち運びしたりお手入れしたりするときには扱いが簡単になります。
体力に自信がない人や身体が不自由な人にとっては、ダッチワイフのリアルさよりも簡単に取り扱いできるか、が重要になることもあるのです。
しかし値段の安いダッチワイフが持っている最大のメリットは「値段が安いこと」それ自体です。
値段が安いダッチワイフであれば、購入のハードルは非常に低くなりますので、ラブドール初心者がお試しで購入するのにピッタリです。
またダッチワイフ本体以外に、衣装やメイク道具などをそろえてこだわりたい、けれども予算が足りない……なんて人も、ダッチワイフ本体を安く手に入れることで、衣装やメイク道具にお金を使う余裕ができるので、おすすめです。
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ダッチワイフの値段は高額なものから安価なものまで、実に幅広い差があります。
そしてその値段の差には、さまざまな理由とメリットの違いがあります。
単純に「高いから良い品物」「安いからダメな品物」などという単純な話ではないのです。
ラブドール専門通販サイト「rabu-doll.com」では、さまざまな値段のダッチワイフ、個性的な特徴を持ったダッチワイフなど、幅広く取り揃えられたダッチワイフの中から、好みのタイプを選んで購入することができます。
決して無理はせず、自分の予算と好みに合わせたタイプのダッチワイフを選んで、充実した性生活を過ごしてください!