ラブドール処分・収納マニュアル

ラブドール収納の原則は?

ラブドールを家にお迎えしたいと思ったときに立ちはだかるのが、収納や保管の問題です。また、あまり考えたくないことではありますが、ラブドールとお別れしなければならなくなった際の処分の方法も、気になりますね。

今回のブログでは、ラブドール購入に際して気になる実生活上のポイントと、その対処方法を紹介していきます。

先ず保管について。ラブドールは基本的に、仰向けに寝かせた状態で保管を行って下さい。その際、関節を全て伸ばしておくことが重要です。

等身大人形という性質上、ラブドールはどうしても自重が重たくなりがちです。そのため関節を曲げたままにすると、骨格のジョイント部分に大きな負担がかかります。

またラブドールの関節を曲げると、表面にシワが発生します。人間でも、例えば手首を内側に曲げれば、曲げた部分にシワが出来ますね。それと同じです。出来たシワを放置しておくと、そのまま跡になってしまいます。

関節部分への負担の軽減と、シワ防止の観点から、ラブドールの関節は伸ばした状態で保管を行って下さい。寝かす場所にも気をつけましょう。

ラブドールのお肉はとても柔らかいので、固い床に寝かせると、床に触れた部分が自重で変形してしまいます。できるだけ柔らかいマットやクッションの上に寝かせてあげましょう。ドール専用のベッドなどを用意できればベストです。

専用ベッドを用意するのならついでにパジャマも――なんて考えてしまうかもしれませんが、それはNG。保管の際、ラブドールは必ず裸にしてください。靴下も下着も脱がせた、文字通りの一糸まとわぬ全裸です。理由は色移りと変形の防止。

ラブドールの素材はとてもデリケートなので、長時間同じ服を着せていた場合、布の色が肌に移ることや、服の形に身体が変形してしまうこともあります。人間でも、靴下の跡が足につくことがありますよね。人間であれば、放っておけば元に戻りますが、ラブドールの場合は人間のように簡単には戻りません。「仰向けに寝かせる」「関節は伸ばす」「服は全部脱がせる」。

以上が、ラブドール収納の原則となります。

ここがポイント! 上級者のラブドール保管方法

ラブドールを裸で保管した場合、心配になるのが汚れです。特にラブドールにとっては、空気中に漂う埃も大敵です。肌に埃が付着したまま放っておくと、その埃が肌にくっついたまま取れなくなることも珍しくなく、かといって布で擦れば静電気が発生し、いっそう埃をまとうことになってしまいかねません。

そこでオススメなのがベビーパウダー。ぽんぽんと肌に塗してあげるだけで、ラブドール特有のべたつきを軽減し、埃や汚れの吸着を防いでくれます。

また、肌同士が触れ合う、例えば脇の下や股間周りにパウダーをまぶすことで、肌同士がくっついてしまうような事態も防げます。ラブドールは保管中でも、丁寧なお手入れを心がけてあげて下さい。

上級者向けのテクニックとして、吊り下げ保管という方法もあります。

ラブドールは、頭部を取り外せるタイプがほとんどなのですが、頭部を取り外した首部分に、専用のアタッチメントを取り付け、懸垂マシーンのような器具にぶら下げる方法になります。

専用器具を揃える必要があるため、導入のハードルは高いのですが、ドールの身体や関節にかかる負担は、仰向けに寝かせたときよりもさらに軽減されます。

お気に入りのドールと少しでも長く一緒に暮らしたい方は、是非導入を検討してみてください。

ラブドールの保管場所で悩まないために

ラブドールとの新しい生活で、なにより必要なのは事前の準備です。ラブドールは人生のパートナーですので、あまりこういった例えは用いたくないのですが、こと準備においては、新しい家具を購入するぐらいのシビアさを持って取り組むと、非常に安心です。

彼女たちは平均して150㎝前後の身長と、25㎏前後の体重を持っています。大きさとしてはちょっとした食器棚や、冷蔵庫のようなものです。

部屋が狭いのであれば、高身長系ドールを諦めて、小型ドールを選ぶことも視野に入れてみてください。

ラブドールを気持ち良くお迎えするために、先ずはしっかり保管場所や導線を整えましょう。






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